--/-- : スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10/18 : 技と人と場がつながるためのソフトへ。

「団塊」退職に備え、熟練の技DB化ソフト開発 経産省」(2005.9.19)

熟練技能者の経験知・暗黙知を、形式知として
保存・活用していくための取り組み。
製造業をはじめ、農業、林業、漁業など技術、手法をもち、
次代に伝えていこうとする分野で今後、こうしたことが
増えていくのだと思います。

>このソフトを導入した企業では、熟練工が旋盤の設定値や速度、
>鋳物の型に流し込む金属の温度など、細かい作業記録を入力。
>その作業方法を選んだ理由や効果、試行錯誤の経緯なども記録する。
>溶接など数値化しにくい作業は、ビデオで撮影して映像で残す。

>後輩に直接教えるだけでなく、細かくデータベース化して
>おくことが、技能の伝承に役立つとみている。

とありますが、熟練の技DB化ソフトを媒介に、
人つながり、地域つながりのしくみをどう社内基盤に敷いて
利用していくのかでも、ずいぶんと違ったものになるのでしょう。

たとえば、社内DB化の過程で、DB化された後で、
誰がどんな役割を担うのか。
熟練技能者と若手技能者、どちらかが一方通行でなにかを提供して、
つくって、あとは各人で勝手に見て参考にしてね、
というものではないですよね。

社内の有用情報資産として価値のあるものにするためには、
技をもつ人と技を学びたい人が、リアルな接触機会をもちながら
つくり、出来上がったものを使って、技をもつ人が技を学びたい人に
リアルに伝えながら社内共有知識として育まれていくなかで、
本来の機能を得るものではないでしょうか。

そこまでを一連の社内のしくみとして、人と人をつなぐしくみとして
活かしてこそ、ノウハウを引き継ぐしくみが生きてくる。
熟練の技DB化ソフトは、社内活性化のためのコミュニケーションソフト
として機能させることも必要ではないのかと思います。

全国の各地域では、技の伝承のために技ある人を真ん中に据えた
取り組みも行われています。(こういうものは関西が盛んですね)
技能人材バンクなどのように、優れた熟練技能者を職種別、地域別に
データベース化し、中小企業へのアドバイスや学校・地域での
ものづくり体験事業等の講師を依頼するなども増えてきているようです。

これらの取り組みと熟練の技DB化ソフトがリンクして、
社内でわからないことは地域のしくみを使ってなどとなると
さらに有益なものになるのかもしれません。


今宵は、指がうずきます。

Comment

Comment post





 管理者にだけ表示