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08/28 : 「暮らす」の現場。


「今日、この雑誌がものすごく売れるんです」

スーパーのレジ横を通りがかりに、
担当女性が発した声に吸い寄せられて立ち止まる。
雑誌を買った女性、順番待ちの女性から笑みがこぼれる。
ああ、なるほど。
子どもたちの夏休みも、わずかを残すばかり。
交わす笑みに、主婦は主婦の立場で実感しているわけですね。
もともとスーパーで売れる雑誌だとは思うけど、タイムリー、旬ということで。

雑誌が時代・時季に俊敏なのは言うまでもないけど、
百戦錬磨の雑誌編集者たち、扱うメディアがどんな場面の中で
買われていくのかに抜かりなし、いうところでしょうか。

商売うんぬんを抜きにしても、自分たちが相手とする人たちの
生活の場面にイメージをめぐらせて、なにかをかたちにしていく。
相手が知りたいことはなにか?
そのことが基盤にあるから、つくる楽しさと大変さ含めて、喜びなのでしょう。
多くにつながることでもあるのでしょう。

レジの声が新鮮に聞こえたのは、「現場主義」などというとき、
自らと、相手とするお客さんの意識された関係の中ではなく、
居丈高にもっともらしく、評価を意識して用いられるのではなく、
自らの「仕事」を託した時空間において、第三者からの声、
生活実感の声として、居合わせた者に届いてきたからなのでしょう。

たま~にスーパーの声(利用客、家族とか親子とか)に
耳をそばだてたりすることもありますが、
仕事に役立てるというよりも、ふつうに暮らす、生の声に惹かれるから。
自他を意識し過ぎた公私の声よりも、面白いことがありますから。

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