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02/09 : 勇む言葉。


「ついこの前、2月の寒い時期に、大阪の方から届いた葉書が
あった。黒枠の葉書、会葬礼状であった。私はその葬式に参列
した覚えは無かったので妙だなと思ったのだが、印刷部分以外
に達筆な字でびっしりと書いたあるのを丹念に読ませていただ
いた。こういうことが書いてあった。『私の主人は長患いで病
床に伏しており、2年ほどを病院で過ごしておりました。病院
の売店でサライを見つけて以来、ずっと毎号読むのを楽しみに
しておりました。1年くらい読み続けたあとに編集部に手紙を
出したら、編集長から葉書が一枚返ってきました。それが嬉し
かったらしく、病院の壁にそれはずっとピンで止めてありまし
た。<サライを買ってきてくれよ>ということくらいしか、も
う夫婦の会話がなくなっていたときに、<俺は死ぬまでサライ
を読むぞ>と言い、そう言いながら死んでいきました。その遺
志を継いで、私も死ぬまでサライとつきあいます』と書いてあ
った。

 非常に感動した。たった一通の葉書ではあった。雑誌の原価
から言えば、380円の雑誌に50円の葉書を出しただけでもう赤
字である。出版社の取り分をはるかに超えている。それでも私
は出していきたいな、と思う。褒めていただける方にお礼をし
ていくということを微力ながら続けていくということを、今後
も続けていきたいな、と思っている」
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マーケティング・ジャーナリズムからの提言
=若者に媚びない= 大人市場は成り立つのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
12年前の当時のサライ編集長、岩本敏氏のセミナー原稿
の一部です。


誰しも、読み返しながら心を丁寧に保ちたい、
そんな意識的な時期・時間を、繰り返しもっているのだと
思います。これも個人的なその中の一つといったところです。
言っている中身そのまんまというよりは、文脈に流れる
精神、心の背骨のようなことでしょうか。

本来、こうし載せ方はいけないのでしょうが、
ちょっとだけ他の誰かにも読んでもらいたいような、
そんな気もありまして。
ちょっとだけお許しあれ。時期が来たら、削除しませう。

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