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12/11 : なに持ち、持たぬ。


「もつ」を問うことは、なにを「もたない」か。
について考えることでもあるだろう。


新聞・折込み等で、重ねて見かけた「定期借地権」のこと。
次代の求める声として、より生活頻度の高い言葉になるのか、
どうなのだろう。
数年前、これに関する仕事をしたことがある。
新借地借家法(H4.08)で創設された、特約条件付の借地契約で、
土地を借りて家を建てる、更新のない借地権のこと。

期限付で土地を借り、50年経ったら借地を更地にして地主に還す。それを条件にマイホームを手に入れる。
月々の地代を払い、土地を利用することになるのだが、
土地を買った場合と比べて、5割強~6割弱で手に入る。
固定資産税の件も含めて、おトク感という次第。

定期借地権の特約条件として、
1.契約の更新がない 
2.建物の建替えによる期間の延長がない
3.期間満了による建物買取請求をしない

を前提に、
土地購入が不要な分、広い土地付き、広い間取りの家に
住むことができる。
都心部では、通勤圏内で庭付き一戸建てが実現可能。
子どもたちの良い学習環境を確保できる。
月々のローン返済も組みやすくなる。
老後の資金計画を考えることができる。

などが考えられる。
ただし、記事によれば現状で供給が圧倒的に
不足しているのだそうだ。

生涯で一番高い買い物と言われる家は、生き方や暮らし方の中で、
「家」がどんな位置に置かれるのか。
「もつ」ことの価値観や意味を考える機会にもなるのだろう。
もてる、もてないは別にして、想いをめぐらせてみるのも
一興かもしれない。

「家は『買うものじゃなくて、建てるもの』」
そんな考え方もある。個人的には、ライドオン!
電通をはじめマーケティングプランナーとして多数の著書を
出された井上優さんの「コピーコンセプト辞典」(1984年)には
こうある。

◆家をもつ
「どのような家庭を持つために、どのような仕事をもち、
そのためにはどのような『家を持つ』かが決まってくる」

20年以上も前の、時代に向けたメッセージだが、
根本的なことは変わってはいないのではないだろうか。
時、ものからことへ、ものからこころへ、と
言われ始めた時代である。
家が固定なら、そのコンセプトには普遍の風も流れているのか。
モンゴルの遊牧民や世界の密林に暮らす人々を
ちょいと想い浮かべた。

ついでに、数年前にリフォーム会社で働いていた若者が、近々、
会社を辞めて、「沖縄で漁師をして暮らす」と言っていたことも。
彼の求める「家」は、今でもおそらくはニシン御殿のような
ものではなく、仕事と家族・家庭と家を同心円で描いたものの
中に描き出されるかたちでなかろうか。

不動産、固定資産、自分の巣、終の棲家、パオ(移動生活)
居場所、帰る場所…
動かぬ場所に、なに持ち、持たぬ。

Comment

横浜、わざものPronewser 
ダース=トリオムーン@ミナロさん

>>私は敢えて言おう。
>今この世の中に『ある』物はすべて
>己の精神も肉体も含め「神からの借り物」
>誰の物でもない。」と。

おお。広い心で生きたいものだねぇ。

あ、昨日、アニキのPCを所有。で、
「アニキに聞け」をタイトルのみでお勝手追加しておきました。
ダース=トリオムーン@ミナロ
生まれた事により人々は争いを拡大した。

共産主義は「所有」を放棄しようとしたが…



私は敢えて言おう。

「今この世の中に『ある』物はすべて

己の精神も肉体も含め「神からの借り物」

誰の物でもない。」と。



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